北方謙三先生インタビュー　10

インタビュアー	「先生にとってシガーって何でしょう。」
北方先生	「人生そのものだね。どんどん短くなっていく。煙になって消えていく。苦しいこともある。だけど香をふわっと楽しめることもある。 いろんな要素を持っているんだよ。 人間の喜びだとか、悲しみだとか苦しみだとか、持っているんだよ。 女の子とキメたときなんかは『コレだ！』っていうシガーをパチッと切る、でいいんだよ。（この後、危ない話が続きましたので略させてください。（笑））」
リンダ	「シガーダイレクトのホームページでシガーを手に入れている方たちは、シガーダイレクトの熱心なサポーター、ファンのような方が多いんですが、その方たちへのメッセージをいただけますか？」
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北方先生	「まずはね、シガーをどういう風に大事にするか、ということ、つまり保管だよね、この基本的なところをマスターしていれば、あとは自分の流儀なんだ。熟成がどの程度がいいか、というのも自分の流儀だろう。 だから方法というのも本当はないんだよ。 ただ、シガーを語ることで、『あれ？』というような方法が耳に入ってくることもあるんだよ。だからシガーを好きな人と語ったらいいと思うね。。」
リンダ	「なるほど」
北方先生	「ビンテージだからって言ってもね、ワインと同じで腰が抜けちゃってることもある。そういうこともある、というのも楽しみの一つにしておけばいいんだよ。 そうやってTPOを心得て、食事の後なんかに楽しむ、それはね、相当ぜいたくな楽しみですよ。 煙になって消えちゃうんだからなあ。（この後、また危ない話が続きましたので略させてください。（笑））」

北方先生は本当に素敵な方でした。
貴重な時間、ありがとうございました！

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