Vol.4　 いかがでしたか？ 先月のコラムはバーのネタになりましたか？ 気になる今月のテーマはヒュミドール。 シガー入門の本やホームページにはヒュミドールのことはくわしく書かれていません。 このコラムが保存版になるかも！ 今月のコラムも楽しみですね！ ▲ポルシェデザインの最高峰、シガーマニア羨望の逸品、カーボンファイバーのヒュミドール！ くわしくはこちらから 葉巻を購入し、最初に用意するグッズは？ シガーカッター、着火用のライターetc色々あろうが、 最初にお勧めする道具は、ヒューミドールにつきる。 シガーカッターやライターは身近に転がっているもので代用できる。 刃物やマッチはどの家庭にも転がっているだろう。 安いシガーカッターと使い捨てライターでもこと足りる。 葉巻を１週間以上美味しく且つ、安全に保つには、 必要不可欠なものがヒューミドールである。 葉巻の大敵は、乾燥と過度の湿気、紫外線などである。 もちろん、１〜２本を購入し、２，３日で消費するユーザーには必要無い。 お店のショーケースをあなたのヒュミドールだと思って十分である。 ▲IDCヒュミドールM。内装は西洋杉で本格的だが、15,750円というお手ごろ価格。コロナで70本の本格派。 シガーグッズ.jpでご案内中 では、ファーストヒューミドールの選び方について話してみよう。 まず、大きさは保管する葉巻の数によって決まる。 箱の容積に対して、６割を超えないようにする事が大切である。 具体的には、コロナサイズ５０本用の製品であれば、２５〜３０本ほどが葉巻にとって良い環境である。 但し、保管の本数が数本だからといって、小さすぎる製品は避けて欲しい。 トラベル用の１０本前後の製品はサブ目的（補完的）のものであり、長期間の保存には適さない。 これは、容積が小さすぎるため、空気の流通が滞ることと湿気が逃げる場所が無いためにオーバーウエット（過加湿）になり易いからである。 ▲ストッカーになる大きなサイズのビッグベンヒュミドールＬ。コロナサイズで90本、迫力十分なヒュミドールですが26,250円とお手ごろです。他にＳ、Ｍサイズも。 くわしくはこちらから 次にヒューミドールの材質について。 アクリル製の製品は、見た目にもコレクター魂を満たすものであるが、これも短期間に消費する葉巻を保存するものと考えて欲しい。 問題は、密閉度が完全ではないこと、光を常に浴びているうちに劣化が進むことである。 同じ理由で、蓋が透明なガラスで中が見えるグラストップのヒューミドールも個人向きではない。 バーや専門店等のように中身を見せ販売し、葉巻が早く入れ替わるようなところのものだ。 葉巻の葉は、デリケートな生き物なので、光劣化を起こしてしまう。 ファーストヒューミドールを選ぶ基準は、上蓋付の箱型であること、 中にセドロと呼ばれる日本名で西班牙杉（スペイン杉）が使われているものが良い。 西班牙杉と書いたが、正確には杉ではなくせんだんの木の一種である。 葉巻生産国では、たばこの葉を巻いた後、セドロを張った小屋や倉庫に寝かせて熟成させる。 葉巻本来の芳香を保たせるためである。檜や桐材は高級素材ではあるが、木独特の香りがきつく葉巻を台無しにしてしまう。 ▲エリ・ブルー製ヒュミドール、世界限定のチェ・ゲバラモデル。将来のオークション対象で500,000円。 くわしくはこちらから 上蓋式の良いところは、密閉度が比較的高く湿気が漏れにくいところである。 そのため、蓋は重めのほうが良い。 本体と蓋をつなぐヒンジは、しっかりしてぐらつかない。 蓋と本体、また全体に歪みがないのは、言うまでもない。 外側の仕様は、ピアノ塗装でも、つや消しのマット仕上げでも、お好みで選ぶのがよい。 長いつきあいになるのだから自己満足を追求するのも嗜好品を持つ楽しみである。 注意しなければならないことは、安価すぎる製品の一部に接着剤の臭いがきついものが見られる。 しっかり造られた製品は、大切に扱えば何年でも使用できるが、その手のものは暫くすると箱全体に歪みが出てくる。 素材である木材の乾燥が不十分であることが最大の原因である。 ▲ブレビアのヒュミドール・ウィンドートップ。レストラン、バーカウンター向き。コロナで約80本、チャーチルで約40本入るって36,750円。 近日シガーグッズ.jpでご案内 サイズは個人の収蔵する数で変わってくる。 葉巻の購入が１回１Box（箱）以下なら３０本〜５０本用で十分である。 葉巻愛好者の癖で、１箱購入すると残り１〜２本残して次の葉巻を購入するという。 １〜２年後にコレクションが増えてきたら一回り大きめの製品を購入する。 ▲あのゼロハリバートンのヒュミドール、やはりカッコいいですねー。チャーチルサイズがなんと30本！一番短いプチコロナなら60本！まで入ります。126,000円。 くわしくはこちらから 筆者は、長期間保存用の大箱と普段用の小箱に分けて使用している。 大箱は、加湿度を高めに設定し、小箱はドライ気味に設定してある。 気分によって、大箱の葉巻を小箱に移し変え数日置いて、ドライ気味にして吸うようにしている。 もちろん、大箱には、長年寝かせたビンテージシガーが眠っている。 数年、寝かせた葉巻の味わいまた、格別である。 ビンテージシガーを独りで楽しみ悦に入るも良し、仲間と交換して大いに楽しむのも良し、である。 パーティでバラしちゃいましたが（笑）、シガーダイレクトのお客様担当はリンダというキャラクター、そのキャラクターは実は２人いるんです。 すっかり葉巻にはまってしまった私たちをバーなんかで見かけたら声をかけてください！ メールやお電話は私たちがお相手します。 よかったら、ブログにも遊びに来てください！ ブログに遊びに行く ヒロ嶋田のスモーキートーク バックナンバー Vol.1 7C‘s ７つのCとは・・？ Vol.2 クリント・イーストウッドとシガー シガーの似合う俳優といえば・・ Vol.3 Cigar in the movie 映画の小道具としてのシガー Vol.4 Humidor ヒュミドールってなんですか？ Vol.5 Humidor2 "Keep your cigar" 葉巻をおいしく保管しましょう。 Vol.6 Wｈａｔ　is　Cigar？ 葉巻とタバコの違いって？ Vol.7 What is Cigar 2? タバコの葉、見たことありますか？ Vol.8 What is Cigar 3? たばこの価値はどれくらい？ Vol.9 What is Cigar ? 4 葉巻に潜む脅威！その名も「葉巻虫」 Vol.10 Tobacco Leaves たばこ畑って、まだ都市圏にもあるんですよ。 Vol.11 This is Cigar 実は美味しいショートフィラー。 Vol.12　This is Cigar2 おいしい葉巻は職人技が支えてるんです。 Vol.13　葉巻の色は？ ラッパーの色ってこんなにあるんです Vol.14 葉巻を造る 葉巻工場の秘密兵器とは？ Vol.15 コヒーバの光と陰 コヒーバの知られざる影とは？ Vol.16 コヒーバの闇に埋もれた男（前編) コヒーバの知られざる影とは？ Vol.17 コヒーバの闇に埋もれた男(後編) コヒーバの知られざる影とは？ Vol.18 葉巻の香り 葉巻とお酒のマリアージュ！ Vol.19 葉巻の保管(夏編) 夏の湿気対策は？ Vol.20 All About Dupont(前編) いつかはデュポン Vol.21 All About Dupont(後編) ライターと映画の関係 Vol.22 いたりあ紀行(前編) 地球の裏側で見たタバコ文化 Vol.23 いたりあ紀行(後編) ところ変われば・・・イタリアにて Vol.24 「褻」と「晴れ」 シガーとハレの関係とは？ Vol.25 宴の後 宴（ハレ）の後・・・ Vol.26 夏の煙管 日本の技術が支える！独自のたばこ文化 Vol.27 夏の煙管２ 刻みたばこってこんなに細いんです Vol.28 夏の煙管３ 煙管のメンテナンス Vol.29 夏の煙管４ 煙管の吸い方 Vol.30 クリスタルヨットクラブにて シガーダイレクトクラブクラブミーティングに参加して 当コラムについての著作権はすべてヒロ嶋田氏に帰属します。 お問い合わせはシガーダイレクトまで 　葉巻、シガーを40%オフで依頼！シガーダイレクトトップへ 　　はじめての方へ　　シガーを簡単依頼　　シガーグッズ　　ブログ【シガー＆ブログナイト】　　サポーター（お客様）の声　　バックナンバー 会社案内　　お問い合わせ  PRIVACY POLICY Copyright(c) 2007 40%OFF! Cigar Direct All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。