ヘミングウェイ42歳。
1928年、そのとき以来、彼は22年もの人生をキューバで送ったそうです。
「わがダイキリはフロリディータで、わがモヒートはボデギータで」と語った2つのお店、エル・フロリディータと、ボデギータ・デル・メディオ。それぞれパパ・ダイキリ、モヒートの発祥のお店。もちろん、どちらも行くわけで・・・
パパ・ダイキリ、モヒートの発祥のお店。
カウンターには今もヘミングウェイがひじをついていた!
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▲あのヘミングウェイがいた!! |
ヘミングウェイ『海流の中の島々』で、主人公はフロリディータに行きます。
「ハドソンは砂糖抜きのフローズン・ダイキリをまたお代わりして飲んでいる。
縁が白くなった重いグラスを持ち上げ、氷が塊まって雪のようになったその下の透明な部分を見ていると、海を思い出した。
氷の固まった部分は船の航跡、澄んだ部分は、底が泥灰土の浅い海で艇首を切る水。
ほとんどそっくりの色だった。」
ヘミングウェイはこのダイキリをダブルでいつも注文。11〜12杯も飲み続けたらしいですから、とんでもない酒豪なんでしょうか。今もカウンターにひじをついて立っていますから、多分まだまだ飲み足りないんでしょう(笑)。
このテーブルにつける幸運に感謝して食事しました。料理の味を云々してはいけません。
さてもう一軒をご紹介。
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▲本場のモヒートは・・・・・・ |
ボデギータ・デル・メディオ。
モヒート発祥のお店です。40年代にヘミングウェイが通い詰め、「わがダイキリはフロリディータで、わがモヒートはボデギータで」と語ったお店。
ここのモヒートシェーカーを使いません。
カウンターの上に緑の小枝の入った大ぶりのタンブラーを10個ほど並べ、そこへ順にラムを注ぎ、次にライム果汁を加え、といった風に、何杯ものモヒートを流れ作業のようにつくり上げるそうです。
そして、つくったはしから客のもとへ。
とにかく大雑把。
あまり細かいことにうるさいのは、キューバにはあわないのだと、よくわかりました(笑)。
しかし、ツアー一行に好評だったのは、最終日にナシオナル・ホテルのオープンカフェで頼んだモヒートだったりするのはナイショです(笑)。
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