武田 そういうサー・テレンス・コンランとの関係について、教えてください。私が興味を持ったことがあります。日本のザ・コンランショップだけ考えれば、後藤さんはコンランの代理人、スーパーバイザーという点ではNo.1の存在です。日本にライフスタイルを提案する、という点ではパイオニアでもある。しかし、コンラングループという視点で見ればサー・テレンス・コンランがNo.1としていらっしゃるわけだから、後藤さんは日本側の組織側でNo.2。この整合性をどうつけていらっしゃるんでしょうか。 |
△なんとサー・テレンス・コンランが吸った葉巻の吸いかけ
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後藤さん 僕はそんなに大それたものではありませんが、サー・テレンス・コンランの生き方、デザイン志向、やっていることに共感を覚えるんです。尊敬しています。それを日本に持ち込むときには「広めたいな」と思う宣教師のようなものだと考えました。この共鳴、共感というのが大きいと思います。 |
武田 シガーダイレクトのお客様にはアーティストの方もいらっしゃれば、著名人や経営者の方、いわゆる大小組織においてNo.1の方がいらっしゃる一方、そんな人を支えるNo.2、No.3のような方もいらっしゃいます。どちらの方にも後藤さんの立ち位置は非常に興味深く感じられるのではないかと思いました。 |
後藤さん サー・テレンス・コンランはデザイン界においてはイギリスの大御所です。巨匠ではありますが、人間的には非常にフランクで人づきあいのいい一人のお父さんなんです。最初は緊張もしましたが、私たちの関係がくだけたのは、葉巻をお互いに愛していたからなんです。 |
武田 えー!サー・テレンス・コンランは葉巻を吸うんですか? |
後藤さん 大好きですよ、知りませんでしたか?では今度シガーダイレクトをご紹介しておきましょう(笑)。 |
武田 ぜひシガーダイレクトクラブのメンバーに(笑)。しかし、びっくりしました |
後藤さん 「お前も吸うのか?」と言われましたよ。 |