本やインターネット、いろんな媒体でシガー、葉巻が敷居が高かった時代があります。

それはマニアのもの。
それは一見さんお断りの世界。
それは・・・。

表現の仕方や、記載されている内容にそんな香りがしていた時代。
そんな時代に、シガーダイレクトは「いいじゃないですか、今日の仕事がうまくいったことをお祝いする、恋人との時間を演出する小道具にする、といったものとして誰もがシガーを愉しみましょう！」と訴えました。

だってこの香り、この味！
ハバナシガーはうまいんです！（笑）

ぜひいくつか気になったハバナのブランドを試してください。
あなたの嗜好にあったシガーとぶつかったとき、美食家のヨーロッパ人がなぜシガーを愛してきたかがわかるはずです。












これからご紹介するやり方は、本やインターネットでご紹介されているやり方とはちょっと違うかもしれません。
でも、シガーダイレクトがお教えする裏技は、きっとバーで
「お！あいつできる！」と思われるやり方。
シガーダイレクトはこんなところもこだわっていますよ（笑）！
（実はシガーアドバイザー　ヒロ嶋田さん直伝です（笑））

シガーのやり方コンテンツ 1)シガーを選ぶ 2)最低限の道具は・・・ 3)シガーを持ってみましょう！ 4)ここが儀式！カットです！ 5)着火！焦らず悠々と美しく 6)キモは最初の一吸い！ 7)ビギナーのあなたの疑問に答えます！

シガーは産地、ブランド、形、大きさで味わいがことなります。 確かに世界中のあちこちでシガーは作られていますが、圧勝の味はハバナ・シガー。 独断と偏見で、もう全く味が異なると主張したいです（笑）。 初めての方は、見た目にだまされて「自分は細いヤツ、小さいヤツにしてみよう・・・」なんて思いがちですが、煙の量などいろんなものの関係で、太く、ある程度長い方がきつくなくてうまいんです。 味も違えば香りも違う。あなたのお好きなシガーはどれでしょう？ それを知る方法の一つでシガーダイレクトクラブのメンバー加入をお勧めします。 毎月5本の違う葉巻が送られてきます。 この中に必ず「おー！」とあなたが思う葉巻があるはず。 クラブに入られない、初めての方は、まず自分の方向性を確かめてみてはいかがでしょう？こんなときにお勧めなのが、モンテクリストNo.4、またはロメオ　イ ジュリエッタ（正しい発音に近いのはロメオ イ フリエッタでしょうが、しょせんカタカナ。シェークスピアのラブロマンスだとわかればとりあえずよしにしましょう）のロメオ No.1。 ここいらがお好きな方はコクのある、甘めのシガーがお好きな方。ハバナの王道です。 それと比較していただきたいのは、パルタガス。ちょっと小さいショーツやセリーＤ　No.4を試してみましょう。 こちらがお好きな方は、辛めやスパイシーなものがお好きな方です。 そして相当これらのシガーには味にも香りにも違いがあることがわかるでしょう。

シガーはワインと同じで保管の状態が重要です。 で、必要なのがシガーを保管する箱。 ヒュミドールと言います。 ワインセラーなどをお勧めする場合もありますが、ここではビギナーに十分なヒュミドールに話をしぼりましょう。 加湿ができるように加湿器がついたヒュミドール。 価格はピンキリですが、シガーを保管するためだけなら（美術的な価値はおいておいて）安いものでも十分。 最初はタッパーウェアで代用してもいいのですが、その場合は、シガーを保管しているワクワク感に問題がありそうです（笑）。 そして、バーでシガーを吸うときには、ここいらへんのツールは、００７のガジェット（秘密兵器）と同じくらい重要です。 それはカッター（左）とライター（右）。 ものは自分の趣味でいいんです。 でもどうせ後で「あれ欲しいな」と思うはず。 クラシックなヤツだとか、スタイリッシュなヤツとか、クロームがクールなヤツとか。 だから最初は使い勝手のいい、安いもので十分です。 でも注意しておくのは、ビギナーは、カッターはダブルブレード（刃が2枚）、ライターはガスでなければなりません。 オイルライターだと、せっかくのシガーの香りにオイルのにおいがうつってしまいます。 ビギナー向けなら、2〜3000円でカッターとライターは揃います。 ＞＞＞シガーグッズの詳しいことならこちらへ

ここがポイント。 人差し指でビリヤードのキューのように持つんです。 そのとき、人差し指以外にも、親指をときどきさりげなく使う、残りの3本指で支える、という3点が美しいと、「おー！あいつ慣れてるな！タダモノじゃないかも？！」と思われること、間違いありません（笑）！ 写真のシガーの左はヘッド（吸い口部分）、右をフット（火をつける部分）と言います。 で、吸い口をカットして、吸えるようにするのが次のポイント。 カッコよく吸いたい方は、この持ち方をして鏡の前で確認してみましょう！（こんなことはどの本にも載っていませんが（笑）。でも重要だと思いませんか？）

カットは重要な儀式です。 う〜ん、とにかく美しくカットしたい。 シガーは吸い口が切られていないために、吸う直前にヘッドの角の丸みを少し残してカットします。 ドキドキしますがチョキンとカット。 カットの断面が小さいと結構ハードな味になりますし、 断面が広いと柔らかい味になります。 煙の量が変わるからですね。 最初はしっかりカットした方がいいかと思います。 写真のカッターはライターと一緒になったイギリスのクラシックなブランド、コリボリのものです。

カット以上に重要な儀式が着火。 ここで焦がすとおいしくない！ 苦い煙を中に入れるとおいしくない！ ポイントをお教えします。 安定して火が出るライターを使いましょう。 ターボは火力が強すぎるので、この裏技向きではないようです。 マッチは火が安定しませんし、シダーになるとカッコはいいですが、火を安定させることはまず不可能ですので、結局焦がすのがオチ。 そこで45度の角度でシガーをゆっくりまわしながら、ライターでフットの角に火をつけていきます。 さて、このポイントを知っておくとおいしく味わえますよ！ ポイント１）火を直接シガーに当てない（写真をご覧ください） ポイント２）ゆっくり回す。 ポイント３）角だけに火をつける。 ものによっては、カットの断面の角に火をつけたあと、真ん中も燃やすように書いてあるものもありますが、これはＮＧ。というのも、【　断面を焦がす＝苦い煙が中に入ってくる＝まずい】　という結果になるからです。 周りだけが赤くボウッと燃えている。 この輪郭だけが燃えている状態が、太陽の周りが燃えている状態に似ているため“コロナ”と言うのだそうです。 でもそんなことはどうでもいいくらいに う〜ん、美しい。 恍惚の一瞬です。 炎は彼女との距離を一瞬で縮めます。 だから美しくつけなければなりません。

で、ここまでの流れはどの本にも書いてあると思うんですが（もちろん、各項の裏技は書いてありませんが）、ここから先は書いてありませんよ！ おいしく吸うための重要な部分、ここがキモです。 それは最初の一吸い。 どうしても苦い煙が中に入っているので、それを吸うのは味を損ねる元です。 最後までおいしく吸うためには、まずこの煙を追い出す。 ですから軽く、ホントに軽く“フッ”と吹いて見てください。 この後一息吸う。 う〜ん、雑味のない味と香り・・・。 で、これを癖づけるんです。 吸う前に軽く吹いてあげる。 驚くことに最後まで辛くありません。 だまされたと思ってやってみてください。 女性でもきつくなく吸えるはずです。 ビギナーのあなた！ ほとんどのマニアもこんなこと、知りませんよ！ これで本当においしくシガーを愉しんでいるのはあなたになります！ （詳しくはきっとヒロ嶋田さんがコラムでとりあげてくださるでしょう。）

一分間に一吸い。 そう思っておけば間違いはありません。 慌てず騒がず、アッシュトレーにそっとおきましょう。 で、飲む。 で、誰か一緒なら話す。 いや、目を見つめたければそれもよし！ いえいえ、静寂を演出するもよし。 で、また吸う。 そんなあなたはカッコいい！ 火が消えた、消えそうなときにがんばってふかして火の勢いを強くしようなんて考えなくてもＯＫ。 シガーって、火が消えるもんなんです。 タバコ葉100％なので、通常のタバコみたいに何もしなくても燃えるわけではありません。 で、そんなときはまた火をつける。 と言っても、一度エッジは炭化していますから、今度はあっけなく火がつきます。 で、慌てず騒がずまた吸う。 う〜ん、カッコいい！ シガーによっては吸っているうちにだんだん味わいが変わるものもありますが、 どれを吸っても、だんだん辛くなってくるというあなた（笑）！ 吸い口を見てみてください。 吸い口は濡れていませんか？ 吸い口をもしベロベロに濡らしていれば、そこにニコチンがだんだんたまって辛くなります。 これが原因の場合が多いんです！ 吸い口はスマートに、濡らさないように！ シガーはタバコと違うので、肺まで入れてはいけません。 香りを口の中で愉しむ感じだと思えばいいですね。 タバコと違うのでもみ消してはいけません。 タバコ葉100％なので勝手に燃えたりしません。 放っておけば、自然と火は消えてしまいます。 なので、そっとアッシュトレー（灰皿；バーでは「シガー用のアッシュトレーありますか？」と聞いてみてください。なければ灰皿のふちにシガーケースやライターを置いて、シガーをその上に載せてバランスをとりましょう。シガーが灰皿につけば火が消えてしまいますので。）の中に落としてしまいましょう。 また、吸いかけで、また吸いたいときは、火のついていないところでいったんカットして、燃えている部分を落としてしまいます。そして「フーっ」と煙をふき出してあげましょう。 苦い煙を外に出す。 でもなるべく早めに吸ってしまってください。 バーに食べ物を持ち込んではいけませんね。 −それはバーにも食べ物があって利益を稼ぐから。 バーにお酒を持ち込んではいけませんね。 −それはお酒で利益を出しているから。 ではバーにシガーを持ち込むのは？ −タバコをバーに持ち込んで吸っても問題ありませんね。 シガーもタバコと同じです。 シガーバーであってもシガーは殆ど利益に貢献していないので 「どうぞ、どんどん持ち込んでください」というバーが多いのはそのためです。 「何かシガーない？」というお客様のためにある程度の品揃えをしていらっしゃるバーもありますが、あなたが好きなシガーが珍しいものだったり、普通に置いてないものだということはよくあること。 40%オフ！シガーダイレクトでまずシガーを準備してバーに行きましょう！ バーマンがお勧めしてくれるでしょう。 シングルモルトを合せるのがお好きな方もいらっしゃいますし、 ポートワインの方もいらっしゃいます。 エスプレッソを甘くして合せるのが好きな方もいらっしゃいますし、 マティーニやフレンチコネクション、ゴッドファーザーや モヒートなどのカクテルを合せるのがお好きな方もいらっしゃいます。 トニック・ウォーターなどで口の中を最後に洗い流すときのおいしさを口にする方もいらっしゃいます。 要するにルールなんてないんです。 あなたが好きな組み合わせを見つけてください。 できればバーで。 その雰囲気であなたは酔うことができるかもしれません。 ぜひスペシャルな時間をお過ごしください！