【4】雪が解けてキューバの物価はあがった

▲モヒート発祥のお店 ラ・ボデギータ・デル・メディオのシガー・アシュトレー。モロちゃんありがとうございます!
シマジ会長 アメリカとキューバの雪解けの影響はどう?

モロちゃん トランプ大統領になって以来後退しているじゃないですか。アメリカからの定期便も2017年11月までにほぼ無くなりましたし。でも、物価だけは上がったようですよ。ハバノフェスティバルのガラパーティのチケットはいくらくらいでしたか?

タケダ 5万円くらいでしたかねえ。

モロちゃん 今じゃ7,8万円だそうです。

タケダ パーティの参加費が8万円はつらいですね。

シマジ会長 宿泊も高くなったらしいぞ。

モロちゃん 17年ぶりに旧市街に新しいホテルがオープンしたそうです。見た目は古いですが・・・

シマジ会長 (笑)。

モロちゃん 宿泊料金は1泊2,500 USドルでした。

シマジ会長 1泊27万円くらいか。高い。

モロちゃん だからと言って、いい部屋、いいサービスとは限らないですからねえ。

シマジ会長 それがキューバの怖いところだな。


【5】初日にハプニングは起こった!

▲「このタクシーの中にガイドブックを忘れました。」(モロちゃん)
モロちゃん それで私は安いホテルに泊まったんです。初日は徒歩観光のガイドがついていてよかったんですが、旧市街からホテルに帰る際、タクシーの中に・・・

キンパツ君 タクシーの中に・・・?

モロちゃん 買ったお土産、ガイドブック一切をタクシーの中に忘れてしまいました。

全員 えー!

モロちゃん 初日ですよ。

タケダ どうしたんですか?

モロちゃん
 頼りはiPhoneだけ。でもキューバはネットがつながらない。ところがネットにつなげないでも使えるMAPS.MEというアプリがあったんです。現在地もGPSでわかりますし、オフラインでも地図が確認できるので、ナビゲーションもできます。

シマジ会長 凄いな。

モロちゃん 結局ガイドブックなしで、アプリで近所のホテルの名物をチェックしながら観光しました。なんとかなるもんですね。

シマジ会長 土地勘がよくなったんじゃないのか?


【6】ガイドブックを無くしたおかげで
モロちゃん ホテルの周りを散策し続けたので、ハバナリブレから海までの街並みはもうすっかり頭に入りました。もしガイドブックを無くしていなかったら、タクシーで旧市街に向かうばかりだったでしょう。そうなったら、あんなに美しい海の景色も、ハバナリブレ近郊の街並みも知らなかっただろうなあ、と思います。無くなってかえってよかったかもしれませんね。

シマジ会長 キューバの海岸の夕焼けに染まった空って綺麗なんだよなあ。飯はまずいけど。

モロちゃん ひょっとしたら雪解けで少し潤ったのか、食事はそうまずいとは感じませんでした。堤防の上でチキンとライスを食べるとジューシーで美味しいんです。

シマジ会長 モロちゃんの話を聞いているとまた行きたくなってきたよ。

モロちゃん 景色も人の雰囲気も独特でいいんです。ハバナのマレコン通り、堤防のとこに夕方行ってみると、皆釣りしたり、飲んだりしているじゃないですか。キューバは15歳で成人、16歳で飲酒OKですよね。

タケダ それは知りませんでした。

モロちゃん 海沿いで制服着たかわいらしい女子高生が何人かいて、みんなで缶ビールを飲んでいるんですよ、合法的に。この風景がなんかよかったですねえ。(笑)


▲ホテル ナショナル デ キューバ


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上記「」内コメント出典;「リアル・シガー・ガイド」馳星周著(集英社インターナショナル)
馳先生の許可を得ています。


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