▲保篠龍緒(ほしのたつお) 1892年 - 1968年
作家、翻訳家、『アサヒグラフ』編集長。モーリス・ルブランの「アルセーヌ・ルパン(リュパン)」シリーズの翻訳で有名。 |
シマジ会長 最初に読んだ大人の全集はモーリス・ルブランだ。
タケダ 怪盗ルパンですね?
シマジ会長 そうだ。
キンパツ君 おもしろいですよねえ!やっぱり峰不二子ですよねえ!
シマジ会長 それはルパン三世だ。俺が読んだ全集は保篠龍緒という素晴らしい翻訳者の訳だ。アサヒグラフの編集長をやった人だ。「奇巌城」というタイトルもこの保篠さんがつけたんだぞ。原題とは全く違う。
タケダ その自由度が少年の感性も磨いたんでしょうね。
シマジ会長 その大人用のモーリス・ルブラン全集24巻は凄かった。小学生の島地少年は ノックアウトだ。中学で、延原謙という名翻訳家による、コナン・ドイルの「シャーロック・ ホームズ」全6巻を読んだ。
タケダ 誰が翻訳するかで違いますよね。 |