▲市瀬さんのハーレー |
市瀬さん 1000ccを超えるならホンダでもカワサキでも、300km/hくらいすぐに出るんです。
シマジ会長 凄いね。
市瀬さん 一方ハーレーは昔のアメ車と一緒です。トルクはあるので加速は凄いけど、「キュルルル」と鳴りながら、150km/h以上は伸びない。その代わり、ハーレーサウンドが愉しめます。
シマジ会長 ハーレーサウンドってなに?
市瀬さん 馬の走る音みたいな「トコトン、トコトン」という音です。
シマジ会長 いい話だねえ!馬に乗っている気分だな?
市瀬さん だからハーレーはアイアン・ホースと呼ばれるんです。エンジンをモデルチェンジしていても、基本の設計は5~60年前と同じですからね。だからスピードを追いかけるんじゃなく、キャップ帽と呼ばれるメットをかぶって、風を感じながら空を見て走るんですね。
シマジ会長 馬だね、まさしく。
市瀬さん 120km/hなんか出したら風を受けて涙が止まりませんから、サングラスをかけて行き当たりばったりで旅をするんです。
シマジ会長 いいねえ!今の仕事について聞かせてくれ。
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