【4】F4、M4。「高齢者」?「お年寄り」?

▲パルタガス・ツアーのパーティでプレゼントされたスペシャルシガーの一部。


KOJUさん だって、シマジ会長は「高齢者」「お年寄り」と言われても「自分のことだ」とは思わないでしょう?

シマジ会長 そうだな、人ごとに感じるな。

KOJUさん ファッション、ライフスタイル、みんな変わったんです。

タケダ そう言えば、ビートたけしさんや高田純次さんもそのM4のはずですよね。

シマジ会長
 タモリさんだって71歳だぜ。

KOJUさん そんな人たちを見て、誰も高齢者だとは思わないし、ご本人達もピンと来ない。

シマジ会長 「高齢者」と言われてもなあ・・・

KOJUさん そこで何と呼んだら響くか。これが広告代理店も頭が痛いところです。「シニア」?  今一。「シルバー世代」違う。男性だけだったらカタカナの「オヤジ」でもいいんでしょうが。

キンパツ君 「ちょい悪オヤジ」、流行りましたね。

KOJUさん そこで最近流行っているのは、やはりカタカナで「オトナ」。

シマジ会長 !なるほどねえ!「オトナの旅」「オトナの恋」成熟した感じ、いいね。


【5】「私たちの血の色は緑」
KOJUさん そんなことばかり考えている私たちの血の色は緑だ、と言います。

キンパツ君 赤い血が流れていないと?

KOJUさん どうやったら人気の番組ができるか、視聴率がとれるか。言ってみれば、生放送スタート直前までに、何か他人の不幸が起きないか、とつい考えてしまうんです。

シマジ会長 他人のめでたい話じゃなく?

KOJUさん 結婚式、幸せな芸能人カップル。そんな追っかけは最近はありませんよね?

キンパツ君 そう言えば、結婚式の放送もないですね。

KOJUさん 他人の幸せな話より、不幸話の方が視聴率をとれるようになってきているんです。GWに高速の大渋滞放送が案外視聴率をとれているのも、テレビを見ている層が「GWにどこにも行けなかった人達」だからじゃないか、と言われていますね。

タケダ なるほど!「ざまあ見ろ!」と?

【6】 心の洗濯をしにキューバへ
 
KOJUさん だから、そんな他人の不幸話を期待する自分の心の洗濯をしなければ!と4年ぶりに休暇を取得しました。

シマジ会長 休めなかったんだな、今まで?

KOJUさん 生放送ですからねえ。代役をできるスタッフ育てるのに4年かかりました。

シマジ会長 そんな貴重な休暇にキューバを選んだのは偉いね!

KOJUさん たまたま、パルタガス・ツアーのチラシを見て、「心を洗いに行ってみよう」 と思ったんですよ。

シマジ会長 心は洗えた?

KOJUさん 無理でしたね。(笑)アメリカと国交を回復したキューバでテロが起こってしまったら、あるいはたまたまフィデルに何かあったら、そのときは滞在を延長しよう、と思っていました。

シマジ会長 職業の習性だな?

KOJUさん 何か起こったら携帯で動画も送れる、現地にいるのは私だけ。実はものすごいチャンスじゃないですか。

シマジ会長 現役でいる限りは変わらないよ。

KOJUさん ええ。もうそう思うことにしました。私はプロだから、と。

キンパツ君 カッコい~!

KOJUさん でも、何も起こりませんでした。(笑)ただ、「変わるのかな」という雰囲気はありました。空港にも旧市街にもスターバックスはまだありませんでしたが。


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上記「」内コメント出典;「リアル・シガー・ガイド」馳星周著(集英社インターナショナル)
馳先生の許可を得ています。


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