リアル・シガー・レビューとは・・・ 大人気のコラムニスト、シガーダイレクトクラブ会長の作家、島地勝彦さんを囲んで、愛と毒舌のシガー レビューをお届けします！ファン垂涎の秘密のBar、サロン・ド・シマジで、毎回クラブメンバーを一名ゲストとしてお呼びし、あっちに脱線、こっちに脱線の比較テイスティングをお愉しみください！こんなレビューが読めるのはシガーダイレクトクラブだけです！
さあ、今月のゲストはどんな方でしょう…？！
シガーダイレクトクラブメンバーファイル SPECIAL
Cigar Direct Club Member Profile No.26
沓澤篤史（くつざわあつし）さん
 1980年7月20日生まれ35歳。秋田県湯沢市出身。
2003年に大学卒業後、大手保守運用会社にSEとして入社。カスタマーサポート、海外向けOEMサーバー製品の生産、保守に従事。その後、紆余曲折を経て、2013年より地方の産品に着目しビジネス展開を模索。2015年自社初のオリジナルブランドOIRANを販売開始.。 |
島地勝彦会長（以下シマジ会長） ♪旅行けば、蘇格蘭の国に、火酒の香り〜。
キンパツ君 どうしたんですか？
シマジ会長 浪曲師、広澤虎造だ。メルマガを読んでないのか？
タケダ スコットランドでずっと佐藤さんと聞いていたと書いてありましたね。
シマジ会長 そうなんだよ。今年もシマジラベルのシングルモルトをボトリングするために、スコットランドの5つの蒸留所を巡る旅をして帰ってきたとこだ。
キンパツ君 凄い旅ですね。
シマジ会長 いいか、キンパツ君、世界の素晴らしいものをわかり、世界の人と語るためには、自分の国の素晴らしいものも知っておくんだぞ。今日のゲストは、そんな日本の 素晴らしいものを世界に訴えかけようとしている人だ。
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▲中尾さん（左）、沓澤さん（中央）シマジ会長［右上） |
タケダ シガーダイレクトとのコラボレーションで、漆のシガーケースを作った”OIRAN“の沓澤さんと中尾さんです。
沓澤（クツザワ）さん・中尾さん よろしくお願いします。
シマジ会長 漆のシガーケース、美しいね。シガーダイレクトとコラボ？
中尾さん 僕と沓澤とは大学時代の友人で、会社は違います。沓澤が「故郷秋田に恩返しするために、秋田の産業に貢献したい。秋田の伝統工芸、川連（かわつら）塗でシガーケース作ったらどうだろう？」と言うんで、「シガーケース？シガーならシガーダイレクトだ！」と。沓澤はそれでシガーダイレクトクラブに入りました。
シマジ会長 用意周到だねえ！（笑）
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タケダ 最初にサンプルを持ってこられたとき、「あ、これなら刀で言う前差（まえざし）の イメージにしたらいい。」と思ったんですよ。
シマジ会長 前差というのは何？
タケダ 脇差のようには長くなく、登城のときなどに前にすっと差すものです。女性だったら懐剣のイメージです。
シマジ会長 だから刀みたいなんだな？へー、種類もいろいろあるんだな。
沓澤さん タケダさんに言われて、ご依頼者の家紋も蒔絵で入れたんです。
タケダ 高いので、「売れるかな」と思っていたんですが、予想外に人気になって、今も1か月待ちです。
シマジ会長 ものは値段じゃないんだよ。一本をくりぬいて作るんだね？凄い技術だね え。材質は？
沓澤さん 水目桜という硬い、形が変わりにくい木です。昔は神事で使う弓に使われていた材質です。
シマジ会長 由緒正しいじゃないか、タケダ。こんな仕事を最初からしていたの？ |
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