リアル・シガー・レビューとは・・・ 大人気のコラムニスト、シガーダイレクトクラブ会長の作家、島地勝彦さんを囲んで、愛と毒舌のシガー レビューをお届けします!ファン垂涎の秘密のBar、サロン・ド・シマジで、某大手企業の広報M氏も参加し、あっちに脱線、こっちに脱線の比較テイスティングをお愉しみください!こんなレビューが読めるのはシガーダイレクトクラブだけです!
モンテクリスト 520 EL2012
ホヨードゥモントレー ドゥプリンス
ロメオyジュリエッタ ミルフレイユ モンテクリスト クラブ
H.アップマン ハーフコロナ
(右写真左から)
【1】 サッチャーはレーガンにもらったジョルジュの香水をつけて現れた |
M氏(某大手企業の広報) サッチャー英国元首相が亡くなりましたね。
島地勝彦会長(以下シマジ会長) サッチャーはいい女だったなあ。
キンパツ君 会ったこと、あるんですか?!
シマジ会長 落合信彦先生のインタビューをセッティングしたんだ。
タケダ えー!落合さんのインタビュー?
シマジ会長 うん。サッチャーを迎えに行ったら、クラリッジのホテルにジャグワーでやってきたんだよ。
M氏 クラリッジと言えば、ロンドンにある最高級のホテルですよね。
シマジ会長 よく知っているねえ。世界の国家元首、VIPやイギリスの王族、貴族、名士たちが愛するホテルだ。エレベーターの中で「そのパフュームはジョルジュ?」って聞いたら、嬉しそうに「イエス!」って答えたよ。
M氏 へー!よくわかりましたね?!
シマジ会長 俺は関係をもった女には「その香水は何?」っていつも聞くんだ。
M氏 その香を覚えていたんですか?
シマジ会長 (笑)。「ロナルドにもらったのよ」って言ってたよ。
M氏 レーガン大統領ですか。レーガンにもらって、サッチャーがつけている香水。こりゃまた凄い香水を嗅ぎましたね。(笑) |
【2】 「国家の独立を維持するためには貨幣の発行は欠かせない」 |
▲これは!シマジ会長かつてのお仕事。もちろん中央はサッチャー元英国首相、左端は若きシマジ会長(写真・長濱修)
シマジ会長 政治ではなく、国家のリーダー、政治家としての姿勢で語るなら、サッチャーはやはり偉い。あのとき、雪崩をうったようにヨーロッパがユーロに流れていった。しかし、英国を率いるサッチャーは拒否したんだからな。「国家の独立を維持するため には貨幣の発行は欠かせない」と考えたんだな。
M氏 フォークランド紛争のときは子どもでしたが、あまりにインパクトがあったので記憶が濃厚です。正しいかどうかは、決断するときにはわかりませんが、そのとき信念があるかどうかは重要な気がします。
シマジ会長 彼女は国家のリードについて信念があったんだろうな。
M氏 国家の独立とお金を作る権利とを関係もたせて発言できるというのは、2000年、3000年の歴史の積み重ねで考えないと無理な気がしますね。彼女は歴史を学んでいたんでしょうね。
シマジ会長 目先の10年、20年というスパンでは考えない。もっと長い目で国家のことを考える。ユーロとは仲良くするが、組しない、と決断したんだからな。
M氏 サッチャーはどんな人でした?
シマジ会長 じゃ、その話をしながらシガーを吸おう。
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