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リアル・シガー・レビューとは・・・ 大人気のコラムニスト、シガーダイレクトクラブ会長の作家、島地勝彦さんを囲んで、愛と毒舌のシガー レビューをお届けします!ファン垂涎の秘密のBar、サロン・ド・シマジで、某大手企業の広報M氏も参加し、あっちに脱線、こっちに脱線の比較テイスティングをお愉しみください!こんなレビューが読めるのはシガーダイレクトクラブだけです!






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【1】 キューバ葉巻をこよなく愛したアル・カポネと セント・バレンタイン・デーの大虐殺

タケダ 今月はバレンタインの特集でメディアも大忙しですが、リアル・シガー・レビューは違う切り口でいきましょう。昔、シマジ会長は、今東光大僧正と「極道辻説法」の中でアル ・カポネの「セント・バレンタイン・デーの大虐殺」について書いていらっしゃいましたね。

M氏(某大手企業の広報) それは何ですか?


▲タケダが中学生時代に買った「極道辻説法」
極道辻説法 和尚独白   
セイント・バレンタインデーになると、若いもんはチョコレートをやったりとったりするらしいが、オレはいつもギャングの帝王アル・カポネのことを思いだす。

晩年、アルカトラス島の刑務所から出されたころには、すでに梅毒も末期症状にはいり、子分とチェスやカードをやっても、実に幼稚な手をうったという。

そして子分が、気をきかせて、わざと負けてやると、まるで子供のように喜んだという。あの凄絶なセイント・バレンタインデーの大虐殺をやらかした男にとっては、なんとも哀れなハナシではないか―。
               (今東光 極道辻説法より)

島地勝彦会長(以下シマジ会長) 1929年2月14日だからまさにバレンタイン・デーだな。この日にシカゴでギャングの抗争事件があったんだよ。血のバレンタインとも言う。

M氏 なんか面白そうですね。

【2】 アル・カポネのホテルがイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」

▲Al Capone Portrait (c)Miki Bassa  2010
シマジ会長 通称アル・カポネ、本人に言わせればアル・カポーンが指揮していた。抗争を繰り広げていたモラン一家のヒットマン6人と通行人1人の計7人も殺害されたんだぜ。犯人たちが使ったのはパトカー。警官に扮装して、モラン一家の連中を倉庫の壁に並ばせたんだ。「こいつらは警察官だ」と安心していたその七人を、マシンガンでダダダーン!

M氏 映画みたいな話ですね?

シマジ会長 だから何度も映画になっているだろう(笑)?自分のホテルに住んで、世界最高級のキューバ葉巻を象徴のように吸いまくり、栄華を極めたアル・カポーンも最後はアルカトラズに収容されて脳梅だもんなあ。おまけに愛したキューバ葉巻じゃなく、ドミニカ葉巻にその名前をつけられている。

M氏 栄華の時代を考えると、なんともやりきれなかったでしょうね。

タケダ そのカポネのホテルが、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」なんですよ。

M氏 へー!知らなかった。

タケダ 「ここにいるのは自分のたくらみのために囚われの身となってしまった人たち ばかり」とフレーズの中にも出てきます。

【3】人生の悲劇の一つは記憶の重荷である
シマジ会長 人生の悲劇の一つは記憶の重荷である、だな。

タケダ そんな記憶という重荷に今も囚われているのがこのキンパツ君ことキリタ君です。

M氏 ダメだなあ。カードをめくるように次に行かなくっちゃ。

シマジ会長 その人生の重荷をとっぱらうのが今年のテーマだったな。最後は金髪美女を横づけだ。ということで、キンパツ君、その第一弾として、例の「ソイネ屋」には行ってきたか?

キンパツ君 昨日新宿まで行ってきました!



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