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【3】「五月みどり童貞混浴セミナー開催!」


▲五月みどりさんの童貞混浴セミナーが掲載された週刊プレイボーイ1984年1月1日号
シマジ会長 どんなに苦しいときでもそれを愉しむってことかなあ。俺が編集長になる頃の週刊プレイボーイは、実は毎月3万部ずつ部数が減り続けていたんだ。

M氏 それは大変ですね!

シマジ会長 出血してたんだよ、どんどん。編集長になって、俺が目指す週刊プレイボーイを理解してくれて、手を抜かずに命がけで働いてくれる有能なスタッフを揃えもした。
しかし、なかなか真夏日の太陽は射さないんだ。

M氏 面白くなってきましたね!

シマジ会長 それで読者のアンケートを読んでいて気づいたんだよ。週プレの読者には童貞が多かったんだ。そこではたと思いつき、五月みどりさんにお願いして企画したのが"愛読者サービス童貞混浴セミナー"。

M氏 いいセミナーだなあ!私が参加したいですよ!

− 当時の五月みどりさんと言えば、なんとも素敵でしたもんね。

シマジ会長 素晴らしい女性なんだよ。俺は「水着で来るだろう」と思ってたんだよ。そしたら、なんと五月さんは素っ裸になって、童貞くんたちと風呂に一緒に入ってくれたんだ。女神だと思ったよ。

M氏 シガーダイレクトクラブでもそんな企画しましょう(笑)!

シマジ会長 それだけじゃないよ。なんと彼女は童貞くんたちの清い一物を一人ずつ握って「童貞は愛する女性に捧げるのよ」と励ましてくれたんだな。

M氏 くー!彼らはいい経験しましたね!

シマジ会長 だろ?「ボクたち童貞でよかった」と涙を流していたよ。

− 売れたでしょうね。

シマジ会長 その号は完売した。それが起爆剤になったんだな。100万部への道をひた走りに走ることになったんだ。

M氏 逆転したんですね。



【4】 トラブルやプレッシャーを乗り越えるには

シマジ会長 実は俺が週プレの編集長になるかというとき、怪文書が当時の堀内社長宛に届いたんだよ。「シマジは性格が悪い」とか、「女関係がひどい」とか。

M氏 書かれていたのはホントだったんですか(笑)?

シマジ会長 何言ってんだよ(笑)。男のヤキモチはなあ、手に負えない。当時の常務がすごくてな、「シマジ、編集長になったら、新興宗教の教祖になったつもりでやれ。 君ならできる」と言ってくれたんだ。
プレッシャーがあるなんて男なら当たり前だと思うし、トラブルだっていつもあるだろう。でもそれをストレスにしないと決めることだよ。

− なるほど。ストレスにしないというのはどうしたらいいんでしょう?

シマジ会長 愉しもうと決めることなんだ。実際、俺だって大変なんだよ(笑)。連載や書下ろしを山ほど抱えているだろ?講談社の現代ビジネスや、SHISEIDO MENなんて 毎週10枚書かなくちゃいけない。でも「よし、大変だ、タケダ手伝ってくれ!」なんてわけにはいかないだろ(笑)?孤高なんだよ、男の仕事は。

− いいですね。私はシマジ会長がときどきおっしゃる孤高という言葉が大好きです。




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