今月の主役シガー

サンルイレイ テソロ RE2016スペイン

 

リアル・シガー・レビューとは・・・ 大人気のコラムニスト、シガーダイレクトクラブ会長の作家、島地勝彦さんを囲んで、愛と毒舌のシガー レビューをお届けします!ファン垂涎の秘密のBar、サロン・ド・シマジで、毎回クラブメンバーを一名ゲストとしてお呼びし、あっちに脱線、こっちに脱線の比較テイスティングをお愉しみください!こんなレビューが読めるのはシガーダイレクトクラブだけです!

さあ、今月のゲストはどんな方でしょう…?!





シガーダイレクトクラブメンバーファイル
Cigar Direct Club Member Profile No.53
 
エドモンド・ダンテスさん
陸上自衛官/福島県出身/島地教信者

■シマジ会長の著作は全部読んでいます。連載も全てチェックしてます。
無外流居合 鵬玉会会員 毎週土曜日片道約4時間(高速の場合約2時間半)かけ稽古に通っています。
■シガーダイレクトクラブ会員歴約6年






【1】 エドモンド・ダンテスンクが帰ってきた!
島地勝彦会長(以下シマジ会長) 同志諸君!エドモンド・ダンテスを覚えているか? 東日本大震災のとき、現地に入って活動してくれた自衛隊員だ。彼からメールをもらったのが2011年7月(拍手喝采)。あまりのことに話を聞いてみよう、と11月(ワンダフル・ナイト!)に呼んで静かにシガーを一緒に吸った。あの頃はクラブのメンバーをゲストに呼ぶことなんてなかった。もう6年前だぞ!いつかもう一度会いたいと思ってたよ。正式に登場だ。

エドモンド・ダンテス(以下エドモンド) ありがとうございます。

シマジ会長 タケダとは親交が続いているんだって?

エドモンド タケダ(鵬玉会)会長が会を立ち上げられた、ほぼそのときに入門しました。やってみたいなあ、と思って。

タケダ こういう高潔な方と友人であることがうれしいです。

この一通のメールから始まった(エドモンド・ダンテスさんからのメール 2011/6/3)

福島第1原発20km圏内において

島地さん、武田さん初めまして。いつもシガーレビュー楽しく読ませ頂いております。そして島地さんの各コラムも楽しませて頂いております。

今回の震災後自分は災害派遣で東松島市、福島第1原発20km圏内の富岡町及び大熊町において行方不明者の捜索活動に従事しております。まだ先は見えませんが、災害派遣終了後に最初に口にするシガーとモルトは何がいいか迷っております。島地さんのおすすめがありましたら教えて頂きたいと思っております。

因みに自分のヒュミドールの中の候補はキューバンダビドフとポール・ララニャーガのリージョナルエディションで、好きなシガーはパルタガスのショーツで、好きなモルトはアードベック、ラフィットとタリスカーです。ご教授お願いします。
(エドモンド・ダンテス 37歳)


【2】)チェ・ゲバラ没後50年。写真展、映画・・・
シマジ会長 だよなあ。ちょうどこのレビューが公開されるのが9月20日頃。そのすぐあと、10月6日から映画が公開される。シガーダイレクトも「写真家 チェ・ゲバラが見た世界展」のサポーターになっていただろ?

タケダ はい。

シマジ会長 今度は映画だ。「エルネスト」チェの名前をもらった日系人の話だ。


キンパツ君 写真展だ、映画だ、とチェ・ゲバラ関連が多いですね。

シマジ会長 今年がチェ・ゲバラが亡くなってちょうど50年なんだよ。

キンパツ君 あー!それで!

タケダ 息子さんのカミーロ・ゲバラが来日、その昔お父さんが献花した広島に行って献花されています。

シマジ会長 広島平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に献花したのが1959年。58年前だぞ。

タケダ 当事者のアメリカの広島訪問がオバマ元大統領によってようやく去年だったのに。

シマジ会長 広島を見てチェは「なぜ日本人はアメリカに対して原爆投下の責任を問わないのか」と聞いたそうだ。以来、キューバでは今でも初等教育で広島と長崎への原爆投下をとりあげているんだそうだ。

タケダ まっすぐなんですよね。


【3】世界と戦った男の孤独

▲(左)タケダ (右)エドモンド・ダンテス
シマジ会長 ロマンチストなんだよ、チェ・ゲバラは。リアリストのフィデル・カストロにとってはいてもらうのは困る存在になっていったんだと俺は思う。写真展を見てくるように言ったが、見てきたか?

エドモンド 見てきました。自分とタケダ会長と、チェのセルフ・ポートレイトの前でじっと立ちすくんでしまいました。

シマジ会長 あれはいい写真だったなあ。世界を敵に回してもひるまなかった男の孤独感が伝わってくると思わないか?

エドモンド 自分もそう思いました。

シマジ会長 チェの50年。写真展、映画。世界は動く。戦う男、元レンジャー、自衛隊のエドモンドを呼ぶなら今だ。

エドモンド
 ありがとうございます。

タケダ あの写真に前後して、革命を起こした中心人物フィデル、チェ、カミーロ・シエンフェゴスが割れていくんですよね。チェは外遊をしています。でも、実は追いやられているのかもしれない。

シマジ会長 フィデルはリアリストだから、当時のソ連とうまくやろうとする。ロマンティストの理想主義者チェが邪魔になったんじゃないか。一方カミーロは無政府主義者だから、これもフィデルとは相いれない。

タケダ そうですよねえ。

シマジ会長 チェはロマンティストだ。だが、理屈ではフィデルの立場もわかる。だからあんな別れの手紙になったんじゃないか?

タケダ 考えてみれば、チェの息子さんの名前は「フィデル」ではなく、「カミーロ」。チェも何かを感じていたんでしょうか。そんな孤独感がよく伝わってくる写真でした。

エドモンド とても世界を相手に戦おうとした人には見えない寂しい写真でしたね。


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上記「」内コメント出典;「リアル・シガー・ガイド」馳星周著(集英社インターナショナル)
馳先生の許可を得ています。


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